はじめよう。美しいあの場所へ、迷子にならぬ様、ワタシへの道標となる様に。

瞳に映る生命の息吹、耳から観える生命の動き、感じる景色。繋がる精神の緒。

脈脈と繋がるこれまでこれからのど真ん中。感じるままに三輪福綴りに記して行こう。


2017年6月1日木曜日

地球の音 私の音

闇夜に雷が轟々と響き始める。
真っ暗な海に稲妻が天からピカリと落ちた。
まるで、日の出がやって来たかの様な明るさだ。
漆黒の闇にはその光の姿が丸裸で映し出される。
その様子に、波の音、風の音、雷の音と、そして空間から響きが
押し寄せてくる感覚。
余興なんてものはなく、いつだって本番だ。
祭り以前の姿そのものを見ている様な。

空が唸っている。
生命の声。
地球の声とも、わたしの声とも思える。

この一瞬の永遠に込められた音は
消える事なく、、、、消えて行くのだ。

この一瞬を忘れても、きっと肌が忘れない
この剥き出しの生命の声。